素敵じゃないか

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

陽だまりの彼女 (新潮文庫)

書店でちらりと見た西島大介のカバーイラストに惹かれて、図書館で探して読んでみました。最近、いわゆる諜報的な意味のインテリジェンスについての小難しい本を読んで、なんか軽い本が読みたいなあと思ってたので、選んだってのもあります。しかもその小難しい本、読了せず。
ストーリーの中心的人物の機嫌がいいときにビーチ・ボーイズの曲を歌う記憶障害な子ってどっかで聞いたことがあるなあと思ったら映画ですね。ドリュー・バリモアの『50回目のファースト・キス』。本では曲名が日本語訳の『素敵じゃないか』と書かれていたのですぐにぴんとはこなかったのです。よくよく考えたら『Wouldn't It Be Nice』ですね。映画でも同じ曲でした。知ってると面白い小ネタがあるのってなんか好きです。